多読と言うと、小学生が取り組むものだというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。実際に本校の生徒さんの年齢を見ても、中学生は少ないです。
でもいないわけではなく、現在MKの13.9%(※)の受講生が中学生ということになりますが、この13.9%に入るママたちの一部にお集まりいただきお話を聞かせていただきました。(※この数字は2025年4月16日現在のもので、総会員数711人に対して新中1~中3は99人となっています。下記グラフは参考のために載せますが、こちらは2025年1月に実施したアンケートの回答者数からの算出となるため、実際の数と異なっています。)

中学生での多読スタートですが、どうですか?
※( )の学年は2025年4月からの新学年で書いています。
Kさん(中3男子ママ):我が家は中1で多読をスタートしました。ORTもレベル1からのスタートです!ORTは約2年でレベル9まで読み終わり、現在はRead and Discoverを読み始めたところです。英検も中1で3級まで合格し、中2の夏には準2も合格できました。現在息子にとって英語は得意科目になっているようです。
Kさん(中3女子ママ):うちも中学生でのスタートですが、学校のテストはいつも90点以上を取れていて英語は得意教科です。多読がベースにあり、学校の勉強はフォロー程度で補う感じとなっているようです。また中学生になると英検も避けては通れない道となり、高校受験での加点に使う子も多いようです。我が家も中2で準2に合格しました!
MKは読まなければいけない必然性があり、娘はレッスンの30分前になると部屋にこもって予習をしています。できればMKだけでなく学校の勉強をフォローするような塾との併用が一番良いと思いますが、学校の勉強は授業を一生懸命やればできると思うので、多読で英語力のベースを作っていきたいと思っています。
Sさん(中2女子ママ):我が家は英語を’使える’ようになってほしいと思い、中学受験が終わってから中1の夏にMKに入会しました。学校はMKで学習したことの確認の位置づけのようです。英語のレベル分けのクラスでは、一番上にいます。親としても学校の勉強は学校でやれば良いと思っているので、MKでは多読を通して英語らしい言い回しを勉強できますし、レッスンでは質問を考える点がとてもよい練習になっています。またMKは、週2という強制力がある点も気に入っています。
元々多読に興味をもったのは、外資系で働いている英語のできる友人にどうやって英語を身に付けたのか聞いたところ、音読が好きで取り組んでいたと聞いたからです。

Yさんは小6スタートで丸2年経過しましたね!いかがですか。
Yさん(中2女子ママ):我が家は元々DWEをしていたこともあり英語脳を育てたいと思って、多読を選びました。学校でも良い成績を取れていますし、この2年で力が付いてきてると実感しています。英検も中1の夏に準2級に合格しました。塾にも通っていますが、英語もほかの教科とセットになっているため受講しています。塾では単語を100個覚えて30個出るようなテストもあるので、それはそれで良い学習になっています。今はNetflixを字幕付きで見ることにも挑戦しています。

他社からMKに乗り換えられた理由やMKの気に入っている点を教えて下さい。
KAさん(中3女子ママ):MKのよいところは、一人一人にあったカリキュラムを提供されている点ですね。我が家は子どもが3人いますが、3人それぞれが違った多読の取り組みをしています。長女(中3)と次女(小6)は読みたい本も英語の学習目的も違うので、同じ多読とはいえ、実際のカリキュラム内容はそれぞれ異なっています。また長男(小3)はそもそも文字に対する興味があまりないことが、上の二人の娘と全く違います。ただ、元々本を読んでもらうことや先生とのレッスンは大好きなので、「やさしいをたくさん」を意識して日々楽しくORTの本読みに取り組んでいます。
Kさん(中3女子ママ):前のオンラインは毎回「はじめまして」の自己紹介から始まるので、時間がもったいないなと思っていました。MKは担任制なので安心してお任せしています。
Yさん(中2女子ママ):我が家も担任制のスクールを探していました!!
Sさん(中2女子ママ):MKは先生が素晴らしいです!!また、先生がセンテンスを言い直してくれる(しかもそれをタイプしてくれる)点が良いなと思っています。
岩田:お年頃の中学生は、毎回「はじめまして」の自己紹介は「だるーい」ってなりますね( ;∀;)

中学生ママから何かアドバイスはありますか?
Kさん(中3女子ママ):年齢が上がるにつれて、強制するのは難しくなってきます。我が家は中1でのスタートだったので、せめて小6で土台作りができたらよかったなと思っています。中学生になると親の思うようにはコントロールできなくなるので、なるべく早く始めるのがオススメです!!
MKの生徒さんは多読学習でしっかりと英語力を付け、学校でも英語が得意科目になっている子が多いことがわかりました。中学生での多読スタートでも、皆さんが英語は得意教科になっているようです。MKでの学習内容が学校の勉強には直結しなくても、しっかりと英語力が付いていますし、学校の勉強でもその英語力が活かせているようですね。
また、MKスタッフの松本家(中1中2男子ママ)にもMKの学習がどのように学校の学習に繋がっているのかを聞いてみました!
我が家は中級講座に入り英検対策が加わったことで、それが学校の授業の復習や予習に繋がっています。定期テストへの自信にもなっているようです。
多読を続けるメリットとしては、本を読んでいるので勉強してる感がないのが一番ですね。
我が家はガチではなくゆるゆるやっているだけですが、実力試しで英検を受験したところ合格でき(中1で4級合格)、本人も達成感を得られたようです。
親からの視点で言うと、中学生は忙しく、下校時間も遅くなります。部活や他の習い事で毎日予定が詰まっている中で、通塾の時間を割くのは避けたいと思っているので、オンラインでレッスンを受けられるのは助かっています。定期テストでも、普段から9割は取れていて英語は得意科目になっているようです。
塾に通うのはテスト対策で順位アップや受験に備えるためだと思いますが、私が子どもたちにMKで多読を続けてほしい理由は、将来的に「使える英語」を学んでほしいと思っているからです。
まだまだ在籍数としては中学生は少ないですが、中学生になったら教科書準拠の塾に乗り換えなきゃいけない!ということは全くないと、このお話し会を通じて感じました。実際に我が家(岩田家)も新中1になった娘がいますが、「中学生でも多読!」をテーマに英語学習を続けていきます。また、娘の通う中学校でも多読を推奨しているようなので、その様子もお伝えできればと思います。(4/15時点では、まだ多読の’た’の字もなくアルファベットを書く練習とフォニックスを学習しています。)