中学で学ぶすべての動詞を5歳児もたった1ヶ月で覚えられる単語アプリプロジェクト

【特許出願中】 私が経営する英会話学校を利用いただいて、海外経験ゼロ、小6〜中2で英検1級に合格する子がどんどん出てきています。今回、私の学校の初学者向けに開発予定の単語アプリと学び方のノウハウをWebアプリとして一部無料公開し、日本の英語教育刷新を目指します

【はじめに】

私自身が英語習得に大変苦労したからこそ、我が子が、その友達が、そして日本中の子どもたちが、できるだけ楽に英語を習得できる環境を整えてあげたい。これが私の想いです。

自己紹介が遅くなりました。堀場英雄と申します。プロフィールはページ下部のチーム紹介欄に掲載させていただいておりますが、BCGやGEといった外資系企業を経て、バリューイングリッシュ、マジックキーキッズアカデミーというオンライン英会話を立ち上げ、学校の学長を務めております。21世紀の新しい教育のあり方について日々研究しており、2021年5月にはハーバードを超える難関とも言われるミネルバ大学の大学院を卒業しました。

私が運営する英検1級2次対策に強みのある英語学校バリューイングリッシュでは小6で英検1級に合格される子もいらっしゃいます。最近は、小6〜中2で海外経験が全くなく、帰国子女でもない子が毎回の英検試験前には1〜2名ほど当校で英検1級2次試験対策をされ、合格されていきます。

なぜ、そのようなことができるのか?不思議ではないでしょうか?

一番大切なことは、母国語である日本語を優先しながら、日本語でできる範囲のことをできるだけ寄せて英語で後追いで身につけていく、つまり早くはじめてコツコツ細く長く学習していくことです。これが正しいとすると、今後英語学習の低年齢化(5歳ぐらいかの学習開始)が進んでいく流れはもしかすると必然かもしれません。そこで課題になってくるのが英単語を如何に効率よく覚えられるか?ということなのです。

もちろん前述の例のように小6で英検1級レベルに達するというのはレアなケースで、本人の強い英語への興味・関心とかなりの学習の時間が必要です。しかし、小学校6年生でネイティブの5〜6歳児(英検準2級相当)の英語4技能を身につけるのであれば、それほど難しくないはずなのです。

今回は、英語学習の低年齢化が進む中で、英語初学者の5才の子でも簡単に使えてすぐ単語が覚えられる、文字に頼らず音と意味から覚えられるアプリの開発にご支援いただきたく今回のクラウドファンディングに挑戦します

【特許出願中のアイデアがつまった単語帳】

今回開発予定のアプリは、「5歳児が中学で学ぶすべての動詞をたった1ヶ月で覚えられる単語アプリ」です。

今までの単語帳や辞書には「5歳児」が使うには課題があり、まだまだ進化の余地があると考えています。

現時点の辞書・単語帳にはどのような課題があるのか下図でまとめました。

<第一世代>がいわゆる紙ベースの「辞書」または「単語カード」です。これは”grab”という綴りで、”動詞”(v)、意味は”つかむ”とコンパクトにまとまっていますが、調べるだけでも大変でした。ICT化で検索は楽になりましたよね

<第二世代>が最近の様々なアプリでも見かける「絵」などで表現した単語カードです。スペル(文字)と音(読み上げてくれる)と意味(絵)がむすびつくようになったのは大きな進化ですが、こちらもまだ小さな子どもにとっては、大きく2つの課題が残っています。1つは、これ(この例ではgrab=つかむ)が「動作」を表している動詞というのを直感的に動かない絵から理解することが困難であること、2つ目は「絵」に付随情報が多く一意性がないため本当に単語の意味がわからない人からすると、これは手?お金?か認識が難しいということです。この絵を単品で見せられて、「つかむ」とほぼ100%の人が同じように答えられるか?疑問が残りませんか?

まとめますと、これは「動詞」と言葉で説明されても「5歳児」には分かりませんよね。そこで、日々、幼稚園や保育園または家庭で見かける「動作」を動く「絵」で一意性を担保し表現することができれば、直感的に意味が理解できるようになる、その世界観を実現するというのが今回のアプリの開発の肝です。このアイデアで特許を現在出願中です。

実際のプロトタイプを作成しておりますので、下記のURLから是非一度プロトタイプをご覧になっていただき、さわってみてください。

プロトタイプ(動く絵の単語帳_10単語) 

今回は、ご支援いただいた資金にて、まずは中学校2年生(英検4級)レベルまでで必要な動詞101個の「動く絵」を作成し、それを単語帳(ウェブベースのアプリ)としてリリース予定です。今回ご支援いただけましたら、誰にでも平等に届けるという観点から、この一番はじめに学ぶ101個の単語は基本機能の範囲は無料で公開予定です。

今回はまずはファーストステップとして101個の単語と基本機能の作成を目指してますが、
ネクストステップとして中学3年間で学ぶすべての動詞200個の作成、ミネルバ大学の大学院でも学びました「学習の科学(Science of Learning)」のコンセプトを取り入れたより学習効率の高い機能を実装したアプリの実現を目指して参ります。

そして、最終的には、ファイナルステップとして高校中級程度(英検準2級)に必要な3000語彙のうち、700個程度の動詞を「動く絵」化を目指します。このレベルの基礎語彙が「知識」語彙ではなく「運用」語彙として身についていると、英語を英語で学ぶことができるようになります。つまりこのレベルに小学生で到達できていれば、中高の6年間で夏休みや春休みに1ヶ月、フィリピンに語学留学すれば、それほどお金をかけずとも、かなりの確率で高3までに英検準1級相当の英語力に到達することが可能になってきます。

私は正しい学び方に則って英語に取り組めば「年中〜小4の間の4、5年間の学習で日本の8割の子どもが、それほどゴリゴリ勉強しなくても、適切な時期に英語児童書の多読を中心とした学びで、国連でグレタさんがされたSDGテーマのスピーチと同様のレベルのスピーチもできるようになると見立てています。これは、私が運営しているマジックキーキッズアカデミーでも結果がでてきており成果を体感しておりますが、なぜそのように言えるか理論的な仮説の部分を申しますと、Oxford Advanced Learnes DictionaryやBritanica Dictionary(旧 Merriam Webster Learner’s Dictionary)といった初学者用の英英辞書が3000語彙の定義語彙(すべて英語)で10万語を超える語彙(大卒米人ネイティブの語彙力は4〜5万語彙と言われている)を定義しているので、この3000語彙をしっていれば英語で英語を学べるはずなのです。そして、ネイティブの運用語彙力(〜6歳程度までは)年齢x年齢x100で近似できるという研究もあり、この式に従うと、5歳なら5x5x100=2500語彙、6歳では3600語彙となりますので、3000語彙が使いこなせるということは、年中〜年長さんぐらいの会話力があることになります。5〜6歳の子供を想像いただくと基本的に言語でコミュニケーションが十分に取れると思いますし、どれくらいの会話力が想像しやすいのではないかと思います。今回の単語アプリは、3000語彙のうち700語彙程度の動詞をなるべく効率よく習得できるようになるため、子どもたちが英語を習得する上での大きな武器になると確信しています。

【今回のアプリのこだわり・特徴】

今回の開発の肝は、極論すると、まだひらがなが読めるかどうか怪しくても、英単語の学習ができるように、動詞を「動く絵」で表現することで動作として直感的に理解できるようにするこです。これによって5才児であれば何ら抵抗なくスマホで英単語をゲーム感覚で覚える事が可能になります。

<STEP1>第一目標の150万円達成で実装
 ・中学1・2年生で習う動詞101個を「動く絵」化します
 ・「基本機能」を無料でだれでも使えるようにします

<STEP2以降>第二目標の500万円以上達成の場合
 ・中学3年間で習うすべての動詞200個を「動く絵」化します
 ・私自身が学び、研究してきた「学習の科学」の機能を実装します

<STEP3>最終目標として、PMF(市場ニーズにアプリが答えうること)が確認できた場合
 ・英語を英語で学べるのに必要な動詞700語彙程度を「動く絵」化します
 ・学習データを蓄積し、単語学習データを蓄積し、効率的な学びの発展に貢献します

【推薦の言葉】

ベストセラー作家 塚本亮さん

80パターンで英語がとまらない」他 著書多数のベストセラー作家の塚本 亮さんからオススメの言葉をいただきました!

今回の堀場さんのアイデアの動詞を「動く絵」で表現するという特許出願中のアイデアを相談された時に、とてもおもしろいアイデアだと思いました。保育園、幼稚園に通うこどもたちは、日々の生活の中で、見たり聞いたりすることから語彙を増やしていきます。今回の絵はそういうこともたちが日々の生活で見かける動作をまずは音と結びつけて、その後その音を意味とむすびつけていくという母国を学ぶプロセスに近い形で英単語も勉強できます。このアプリが実現すれば、こどもたちの英単語の学習スピードは格段に早く成るのではないかと思います!

小6〜中2で英検1級取得の子のご両親 島田さん

上のお子様は東京大学に、下のお子様は中学校1年生で英検1級取得されている島田さんからもコメントいただきました

動く絵のピクチャーディクショナリーは、是非日本全国の子供達に使って頂きたいです。

我が家でも早期から英検などを意識して英語を取り入れましたが、その際、低年齢の子供への実年齢より高いレベルの語彙の導入の難しさをしみじみ感じました。子供は第一印象で「難しい」と思ってしまったら、絶対やろうとしませんから。

その点、このアプリなら、抵抗感無くゲーム感覚で始められますし、気が付いたら高いレベルの語彙力が身に付いているのではないでしょうか。

また、アプリなら、塾や習い事で忙しくても、費用の面でも、転勤族でも、ママが忙しくて教えてあげられなくても、子供のペースで進められますし感染症の心配も無いのが嬉しいですね。

娘も中1でバリューイングリッシュのオンライン英検1級対策コースでお世話になり、その直後合格しました。プログラムの良さは自信を持ってオススメできます。

【チームの紹介】

プロジェクトリーダー:堀場英雄

英検1級2次試験対策でシェア10%超(※自社推定)のオンライン英会話バリューイングリッシュ、多読ベースの学習で小4までに英検3級以上の英語力を目指す子供向けオンライン英会話マジックキーキッズアカデミー学長。開校前は、ゼネラル・エレクトリック、ボストンコンサルティンググループなどの外資系企業で経営コンサルタント職などを経験。実用英語技能検定1級、TOEIC 980点、IELTS 7.5 。学び方のプロで、2021年には、ハーバードよりも難関と言われる完全オンラインのミネルバ大学 大学院を卒業、21世紀の世界最先端の学びを我が子のためにも日々研究中

アプリ開発リーダー:布和 賀什格

YouTeacher株式会社 代表取締役 / 高久国際奨学財団 理事 / BOND-BBT MBA 講師 / ソフトバンクアカデミア在学中。中国内モンゴル出身、2000年に来日、早稲田大学MBA、経営コンサルタントを経てアプリ会社を創業。DX、AI、IoT、教育・医療・業務改善系、地方自治体や大手上場会社向けを含むアプリ実績200以上。

代表作:

・AI画像採寸 ~ オンラインでスーツのオーダーメイドを可能に・UNIQR ~ 窓口受付革命 – DX – ペーパレス社会・カードレス社会を目指す・保育園連絡帳 ~ 保育園及び幼稚園業務のDX推進・Dreamin ~ 夢のプラットフォーム ~ 人々の夢の実現を支援する・みらいダイアリー ~ 放課後等デイサービス・自動発達支援事業所向け連絡帳・AI Coordinate レコメンドアプリ ~ AI完全パ-ソナライズドAIレコメンデーション

プロジェクトリーダーの堀場とはソフトバンクアカデミア外部1期生のつながり

「動く絵」デザインリーダー:安楽雅志

1975年鹿児島生まれ、広島県呉市育ち。愛知大学文学部文学科中国文学専攻。

2000年より似顔絵師として活動開始。TVチャンピオン似顔絵職人選手権(テレビ東京)出場やアメリカの似顔絵大会で受賞歴有。

現在は、名古屋を拠点に似顔絵、鳥瞰図、ポスター、絵本、居酒屋の壁画、看板制作など『ニッポン』をテーマに懐かしさとユーモア、迫力のあるイラストを描く。日本全国、ヨーロッパ、アメリカ、台湾などグローバルに受注

「ひげラク商店」名義で、オリジナルの絵はがきやシール等も販売。2012年にはパリにて個展。鳥瞰図の1つは名古屋市に寄贈、名古屋市役所市長室に常設展示。絵本作家として、「カレー地獄旅行」(パイ インターナショナル)や、絵本 じごくバス(ポプラ社 作/有田奈央 画/安楽雅志)を出版