【学習法】Chat GPT活用法


今や多くの人が利用しているChat GPT、今回はお子さまの英語学習に役立つ使い方をご紹介します!

Sさま
Sさま

Chat GPTって便利!ですよね。でも実際にどんなふうに使ったらいいかわからないんです。MKのレッスンの予習・復習などでも利用できたらいいなあ、って思ってます。

岩田
岩田

Chat GPT、我が家でもよく使っていますよ。英語学習に限らず、いろいろな学習にChat GPTを活用されているご家庭も増えてきましたね。4.0にバージョンアップされ、より精度が高くなったとも言われています。

活用するには、やはりプロンプト(*)をよく考え、こちらの意図する回答を得られるように適切に指示していく必要があると思います。

そのような折、MKをご利用くださっている保護者さまが、その活用法をシェアしてくださいました。MK事務局で動画にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

(*)ユーザーが入力する指示・質問のこと

動画

プロンプト例

英検対策用

英検4級の穴埋め問題を作ってください。
30問くらい作ってください。
英検3級2次試験の練習をしたい小学生です。
What do youを使った質問を5題、回答も入れて。回答には理由もつけて。回答するときは必要であればゲーム、ポケモン、虫取り、夏、YouTube、黄色を使って。 英語学習初級者の小学生男子が答えられる回答でお願いします。
Sさま
Sさま

これは便利そうですね。うちの子、英検対策してるんですが、問題集を全部やり切ったら、次はどうすれば良いかなあと思っていたところです。

これを使えば、問題を次々に作成できて、どんどん対策が進みそうです。

単語帳作成用

I am a beginner in English.
Especially Kindergarten level.
Please put each word below in a table format.

The contents of the table are as follows
・Word(s)
・Phonetic symbols
・part of speech
・Explanation of the word
・Example Sentences
・Make a story that can be read at Kindergarten level. Also, the designated words should be in bold.

The target words are as follows
surprise
throw
wonder
drive
Sさま
Sさま

こちらも使えそうですね。作成後にプリントアウトすれば、書き込みもできますし。表になっていると見やすいので、子どもにもぴったりですね。

岩田より

岩田
岩田

ログインしなくとも利用できますので、ぜひ一度お試しください。↓

https://openai.com/index/hello-gpt-4o/

岩田
岩田

レッスンの予習に活用するなら、上記プロンプト(単語帳作成用)をコピペして、単語だけを差し替えるだけで、同様の表を作成できますね。これはとても便利です!

レッスン前に作成し、例文を音読しておくと、より効果的ですね。

注意点

Chat GPTは、精度は上がってきているとは言われているものの、まだまだ完璧なものではありません。ですから、作成された例文など、保護者の方が見て「??」とお感じになられた場合、一度Grammarlyなどにかけてみる・英和辞典で用法を調べてみることなどをお勧めします。

実際、文法の説明等で利用した際、正しいとは思われない説明をしている回答も見受けられました。
また、同じプロンプトを何度か利用していると、徐々に勝手に判断するようで、指示にはない回答を出してくる場合もありました。

Chat GPTは、こういったマイナス面もまだまだあることを踏まえた上で、賢く利用することが大事だと思います。

しょーこ
しょーこ

なお、品詞(part of speech)については、表の項目に入れず、あらかじめ
target wordsに添えておく、という方法もあります。そうすれば、品詞に応じた語義(explanation of the word)とその例文(example sentence)作成することができます。

例)surprise(verb)

単語はさまざまな文中で使われ、同じ単語であっても、それぞれ品詞が異なります。

品詞が異なる(=文中での役割が異なる)という意識を持ち、品詞ごとにその語義や例文を覚えて、例文を音読して使えるようになっておくことをお勧めします。

こういった品詞・文法など基礎的な学習を地道に続けることこそが、英語上級者の道につながるのだと思います。