こんにちは しょーこです。02

自己紹介シリーズ第2弾、今回は「キラキラ感ゼロ」の英検1級1次合格までの道のりです。

サクラさん
サクラさん

いよいよ英検1級チャレンジのお話ですね。とても楽しみです。どんなお話をお聞かせくださるのでしょうか。私も準1級に合格後は、1級を目指していきたいと思っていますので。

しょーこ
しょーこ

はて、どこから話せば良いか、自分でも困るぐらいですね。本当にいろいろと面白いことがありすぎて。(笑)うーん、そうですね、まずは合格までの期間ですかね、準1から1級まで、実は9年くらいかかっています。

サクラさん
サクラさん

そうなんですね!それは驚きです。準1級に合格したら、割とすぐ1級に合格できるのだと思っていました。

しょーこ
しょーこ

普通はそうなのでしょうね・・・自分は違うタイプの人間だったのかも?というか、ただ単に実力がなかっただけです。勉強もできていないし、もちろん実力もないのにただただ受け続けていたから、落ち続けていただけの話です。今思えば、当然の結果です。

サクラさん
サクラさん

やはり勉強しないと合格できないんですよね・・・

しょーこ
しょーこ

うーん、元々かなりの実力を持っている人や、帰国子女の人は別ですが、日本で普通に教育を受けてきた普通の人なら、勉強は必須だと思います。

自分が最も苦労したのは長文読解ですね。最初の頃は、知っている単語を組み合わせて「なんとなく読み」をし続けていました。雰囲気読み、というか。これでは全くダメですね。正しくなんか読めるはずもありません。

サクラさん
サクラさん

1級の単語はとても難しくて量も多いので、大変だと聞きますけど、どうなんですか?

しょーこ
しょーこ

単語は大丈夫です。やればやるだけ伸びます。やるかやらないか、それだけのことだと思います。

単語習得は「触れた回数」ですから、どんなことをしても良いと思います。語源で覚えるのよし、単語帳をいろいろ変えてもよしです。

自分の場合、単語問題だけはいつも得意で、25問中通常23点以上取れていましたね。単語習得は努力のしがいがありました。それなのにですよ、他のセクションがひどすぎる・・・長文読解もリスニングもダメダメ。バランスが悪すぎなんです。こんな状態でそう簡単に合格できるはずもありませんよね。

サクラさん
サクラさん

ではどうやって改善していったのですか?

しょーこ
しょーこ

最後まで改善はできませんでしたね・・読解もリスニングもその当時いろいろ試しましたが、伸びは感じられませんでした。その「いろいろ」が問題だったのでしょう。

今ならもう一回英文法を叩き直しますね。

実際、合格後に初級の英文法からやり直しています。今現在も大学受験用の参考書を使って毎日鍛錬しています。有名どころの大学受験問題集は一通りやりました。ですから今は随分と長文を正しく読めるようになりましたよ。英検1級の長文読解勉強会にも入って、今も毎週勉強してますし。

おかげで大学入試用の参考書にも詳しくなって、どっかの学歴厨みたいに参考書オタク化しました(笑)・・・つまりは当時、正しい勉強ができていなかったわけですよ。本当に恥ずかしいことですね。

そこで当時作戦を変更、単語と英作文に全振りしよう!と。実はこの作戦、多くの人が実践していたようです。というのも、英検1級は、どうやら単語と英作文の得点の高さが、合格に直結するということがわかってきたからなんです。

サクラさん
サクラさん

単語は問題ないにしても、英作文をどうするか・・・ということですね。英作文って大変そうですよね。自分にできるかどうか、とても不安です・・・

しょーこ
しょーこ

英作文も最初の頃はまったく無理ゲー!でした。(笑)名前は挙げられないですけど、当時英検1級対策で有名だったサービスの教材セットを買いまして(¥100,000くらいだったと思います。高っ!)ね、それに添削サービスがついていたんですけど、それに挑戦しました・・・ま、予想通りのぼろぼろの結果の連続でした。

この頃から、自分の場合、合格までおそらく長丁場になるなあ・・・というイメージは持っていましたね。実際その通りでしたね。笑

まあ、やれるだけのことやろうと思っていたので、気持ちを切り替えつつ、「英借文」作戦で学習を進め始めました。

サクラさん
サクラさん

「英借文」?「英作文」? 何か違いがあるのですか?

しょーこ
しょーこ

実はこの「英借文」、当時すでに知っていました。過去に読んだり聞いたりした表現を真似て書くという方法です。

自分で英語の文を生み出すことって難しくありませんか?でも有用な表現や文を借りてきて真似して書けば、ほぼほぼ正しい英語を書くことができます。ほぼほぼというのはこういうことです。英借文では、単語などを置き換えて真似していくわけなんですが、特に動詞などは文法上そのまま置き換えが可能というわけではない、ですから置き換えるときには、必ず辞書でその用法を確認しなくてはいけないのです。

このプロセスを積み上げていくしか自分には方法がないと思いましたね。

「英借文」では、確たるソースの英文を使用することが大事なんだろうな、ということもわかっていました。一般的に思い浮かぶのは英字新聞、書籍かと思います。当時の自分は新聞を読むような力もなく、やはり学習書籍ではないかと思いました。そこで英検に特化した学習書籍にとどまらず、一般の書籍、大学受験用の書籍なども買い込みましたね。

しょーこ
しょーこ

英文解体新書・上級英文解釈クイズ60でお馴染みの、北村一真先生もこのようにつぶやいていらっしゃいますね〜

MKの中級講座でも、お子様たちは新たな単語を学習するときに、その単語を使ってセンテンス(文)を作ってみるよう講師から促されていると思います。そのときに役立つのがこの「英借文」の手法ですよ。

単語を取り替えて、例文に当てはめて言ってみる。それを繰り返していくなかで、英文を組み立てる力がじわじわとついてくるのだと思います。

ですから、MKでのこの「センテンスを自分で作って発話する活動」というのは、実は昔からある定番の学習方法で、英語学習においては非常に効果の高いものと言えますね。

サクラさん
サクラさん

英借文の効果はいかがでしたか?

しょーこ
しょーこ

そうですね、真似をして書くのは自分に合っていましたし、文自体は割と容易に書けるようになったと思います。ところがまた壁にぶち当たるんですよ。その内容です。

サクラさん
サクラさん

英検1級の英作文トピックって、そんなに難しい?ってことですか?

しょーこ
しょーこ

英検1級で求められるのは「世界で起こっている様々な問題に対して自分の意見を主張する」ことなんですよね。実際出題トピックを見ると、「民主主義」「貧困」「戦争」「人口問題」などなど、テーマが壮大すぎません?普段日本でフツーに生活していて、世界の水資源問題やら国際連合の役割なんて考える機会があります??(無い無い笑笑)

毎日の生活や仕事でいっぱいいっぱい。脳みその隙間にそんな余裕もないし、そもそもそんなことを考えられるようなアタマもないしで、本当に困りました。(なんなら今でも困ってますけどねー)

ネットで調べたり、本を参照したりして、いろいろと情報を仕入れて、自分の意見をまとめようとするんですけど、それが本当にうまくいかない・・・あるとき、一つのトピックで引っ掛かってしまい、意見をまとめるのに日曜日の朝から夕方5時くらいまでかかったこともありました。(本当です)これではいくら時間があっても足りないわ、どうするのこれ・・・と深く落ち込みました。

それでも諦めずになんとか英作文を書き続けて、その数100本以上を書き溜めることができました。その間、1次試験はあいも変わらず受け続けていまして、すなわち落ち続けていたということです笑

あらら、まだまだ続くの? 続きますよ〜

自己紹介シリーズ第3弾は、1次合格後のすったもんだ話からスタートです。

この記事を書いた人 しょーこ

VE英検1級コース卒業生・キラキラ感ゼロの英検1級奮闘記をご紹介しています。